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Canon EOS R5 Mark IIを買った話。使ってみた感想と感動したポイント
先日、ついに念願だった**Canon EOS R5 Mark II(R5mk2)**を購入しました。今回はその購入体験や使用感、そして実際に使って感動した点などをまとめてみようと思います。
カメラの買い替えを考えている方や、R5mk2が気になっている方の参考になれば嬉しいです。
■ 購入価格と購入方法
僕が買ったのはR5 Mark IIのボディ単体で、価格はおおよそ55万円。価格ドットコムで最安をチェックして、信頼できそうなオンライン店舗から購入しました。
店頭よりもかなり安くなっていたのが決め手でした。ただ、やっぱり高額な買い物なので、信頼性や保証内容はしっかり確認しました。
余談ですが、運送中に万が一壊れたりしたらどうするのか心配だったんですが、輸送は佐川で送られてくるとのこと。
調べてみると、佐川は輸送事故は100万円まで保証してくれるんですね。
勉強になります。
■ 安心の延長保証(自然故障5年)
僕は追加で自然故障に対応した5年保証も付けました。
メーカー保証は1年だけなので、もしもの時の修理代を考えると長期保証はありがたいです。こういう精密機器って、思わぬタイミングで調子が悪くなることもあるので、保険として安心できます。
■ 開封してすぐに液晶保護フィルムを貼った
カメラが届いてまず最初にやったのは、液晶保護シートの貼り付けです。
タッチ操作もするので、液晶は傷つきやすいですし、指紋も気になります。Amazonで評判の良かったガラス製の保護フィルムを選んで、慎重に貼りました。気泡も入らず綺麗に仕上がったので満足しています。
■ 注目スペックをざっくり紹介
R5mk2は、前モデルのR5からさらに進化していて、性能面でもかなり魅力的です。ざっくりと、僕が気に入ってるポイントを紹介します。
◎ 8K60Pの動画撮影が可能
なんといっても8K60Pの内部RAW記録に対応しているのがすごいです。僕は動画メインではないんですが、それでもここまでのスペックがあると安心感がありますし、作品の幅が広がります。
◎ 第2世代デュアルピクセルCMOS AF II
AIによる被写体認識が強化されていて、人・動物・乗り物などを高精度で追尾してくれます。撮っていてもピントの迷いが少なくて、ストレスフリーです。
◎ 最大8段分の手ブレ補正
ボディ内手ブレ補正(IBIS)がとても強力で、最大8段分の補正が効きます。手持ちでも夜景や望遠撮影にチャレンジできるのが嬉しいです。
■ 「視線入力AF」に感動した瞬間
R5mk2の目玉機能のひとつが**視線入力AF(アイコントロールAF)**です。これは、ファインダーを覗いたときに自分が見ている場所にピントが合うという未来的な機能。
最初は「本当にそんなことできるの?」と半信半疑でした。でも、ある日そのすごさを体感する瞬間がありました。
道端でばったり猫に出会って、慌ててカメラを構えて、ほとんど無意識にシャッターを切ったんです。ファインダー越しに猫と目が合ったその瞬間、まさに猫の目にピントがバシッと合っていたんです。
その時、「見たものにピントが合うって、こういうことか」と鳥肌が立ちました。
動物相手のスナップや、一瞬の表情を逃したくないシーンで、この機能は本当に強い味方になると実感しました。
ちなみに、視線入力AFはとてもすごい機能なんですが、キャリブレーション(調整)がちょっと大変だと感じました。
具体的には、カメラを横持ちにした状態でキャリブレーションを行おうとすると、なぜか失敗することがあるんです。これは僕ののぞき方や目の動きが安定していないのかもしれませんが、何度かやり直す羽目になりました。
なので、キャリブレーションは最初は焦らず、落ち着いてやるのが大事だと思います。
■ 電子ファインダーの印象
ミラーレス一眼を使うのは久しぶりだったので、**電子ファインダー(EVF)**の見え方にも注目していました。
結論から言うと、想像していたよりも見えやすくて、精細で自然な印象でした。明るい場所では違和感も少なく、とても見やすいです。
ただし、暗い場所でファインダーをのぞくと、まれにフレームレートが落ちたようなカクカク感を感じることがありました。これはおそらく、フレームレートを抑えて低照度性能を上げているのかもしれません。
僕としては、視線入力や高速AFといったミラーレスならではの利点との引き換えと考えれば、十分納得できる範囲だと感じています。
■ 手に持った感じは意外と軽くてコンパクト
スペック的に「大きくてゴツそう」という印象を持っていたんですが、実際に手に持ってみると思っていたよりもコンパクトで軽いです。
グリップも手にしっかりフィットして、持ちやすいし構えやすい。バッテリーやカードを入れても重量バランスが良くて、長時間の撮影でも疲れにくそうだと感じました。
■ ボディ用ラバーケースも装着!滑り止めに◎
僕は合わせて、他社製のボディ保護用ラバーケースも取り付けました。
このラバーケースがまた良くできていて、見た目を損なわずにしっかりと滑り止めの役割を果たしてくれます。手が乾燥してるときでも安心感があるし、屋外での撮影時にも安定してグリップできます。
個人的には、持ち心地をワンランク上げてくれるおすすめアイテムです。
■ まとめ:高かったけど、それだけの価値がある一台
55万円という価格は正直安くないですが、性能・操作性・安心感のすべてが詰まっていて、それだけの価値があると感じました。
とくに「視線でピントを操る」体験は、カメラと自分が一体になったような感覚で、R5mk2でしか味わえない衝撃でした。
これからはこの相棒と一緒に、写真をもっと楽しんでいこうと思います。今後は撮影した作例や、使ってみての細かなレビューもアップしていくつもりなので、よかったらまた読みに来てください。
次回は、R5mk2の動画撮影性能についてもレポートしてみたいと思っています。